こんにちは!
整備士の佐戸です。
今回の修理内容は、「エンジンチェックランプが点灯したので点検して欲しい」とのご依頼を頂き、
外部診断機を使用して点検・修理を行っていきます。
点検を行うと、2番シリンダの失火と出力されました。
イグニッションコイル、スパークプラグの入替を行い2番シリンダに装着されていた両者が元凶だと判断できました。
今回の車両は今までの点検整備履歴の不明な車両だった為、念のためイグニッションコイル、
スパークプラグ一式の交換お見積を作成し、ご提案させて頂きました。
お客様にご説明をさせて頂き、ご納得して頂けたので両者新品での修理となりました。
助手席を固定している、留め具を2か所外して席を跳ね上げます。
そうすると前席の下に収められているエンジンが確認できます。
エンジン上部にイグニッションコイル、スパークプラグが設置されています。
ミニキャブバンは、3気筒なので3つづ交換していきます。
赤い丸で囲われている部品が、イグニッションコイルです。
この部品がスパークプラグに電気を昇圧して、点火信号を送ります。
写真の赤丸で囲われている部品が新品のものです。
2番シリンダに使われていたプラグは、中心電極にガタがあり、本来の性能が発揮出来ていない状態でした。
また、このような状態のプラグを長時間使用していると電気抵抗が増えて
イグニッションコイルが必要以上に電圧を昇圧するので、寿命を著しく縮めてしまします。
なので、ノーマルプラグはもちろんのこと長寿命プラグでも定期的な点検をオススメ致します。
スパークプラグ・イグニッションコイルを3気筒分交換できたところで今回の整備は終了になりました。
部品の入荷次第では、最短でその日のうちに整備を完了してご返却まで可能です。
ぜひお電話でもお気軽にお問い合わせください!!!